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住まいづくり研究室 ニュースと日記

住まいや建築に関することで、私が日々考えることを綴っていきます。
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入札制度と談合について
最近、談合が話題になっています。
ようやくといった状態で、今までほとんど話題や事件にならなかったのが不思議なくらいです。
そもそも、入札制度自体が談合を生みやすい仕組みだからです。

建築や土木工事で造る構造物は、性能・デザイン・コストが複雑に絡み合って造られるものです。
その中で、コストだけに絞って競い合い、受注者を決めること自体に、かなり無理があるのです。

性能を上げようとしたり、デザインが良い物を作るためにはコストが掛かります。
また、構造物を使い続ける為のランニングコストが必要ですが、デザインを良くするとランニングコストも上昇し、性能を上げるとランニングコストは低下するという傾向もあります。
造る時のコストより、ランニングコストの方が高くなることもあります。
つまり、入札時のコストは、構造物に必要とされる性能や機能次第で大きく変わるということです。
真面目に作ろうとすればするほど、安易に値段を下げることが出来ないものなのです。

作る場合には、構造物を作る場合に必要な経費部分(会社の儲けと人件費分)が多ければ工事の質が良くなり、少なくなると質が落ちるという傾向もあります。
つまり、安くするためには、手抜きをするか赤字を覚悟する必要があるということになるのです。

また、入札制度には、実績というものが付いてきます。
実績がない場合には、赤字覚悟で安く入札し、実績を作るということも良く行われます。
そうすると、これまで利益が十分あったような工事を入札で取ることが難しくなってしまいます。
そこで、利益を確保しつつ確実に仕事を取る為に、裏で話し合いが行われる「談合」が普通に行われるようになってしまうのです。

ある入札のリストに入る為には、実績を作るか、発注者のコネでリストに加えてもらうということにもつながります。
その発注者によるコネが発展したのが官製談合ということにもなるのです。

このように、問題点が多いにもかかわらず、公共工事の大部分の工事を入札に頼ってきたこと自体が問題だったのです。
今回問題になった件は、本当に氷山の一角に過ぎません。
談合自体も大きな問題ですが、その温床となっている入札制度自体も考える時期に来ているのではないでしょうか。
| 建築一般 | 20:24 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









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住まいの知恵をご紹介します。 秘伝・コツ・カンどころを満載します。楽しく読んで生活のお役に立てばうれしいです。 毎日の生活にお役に立ちますように・・・・
| 住まいの知恵 | 2006/12/05 11:58 AM |